残暑お見舞い申し上げます。
朝晩は、さすが信州らしく涼しい日々が訪れました。
しかし、長期天気予報は9月は残暑が厳しいと伝えています。
暑さに対抗する体力回復剤と言えば、「焼肉定食」が定番です。
信州牛の切り落としを150gと玉葱をシンプルに味噌だれで炒めてあります。
満腹で午後の暑さを乗り切ってください。
女性のお客様に人気なのがハンバーグ定食です。
信州牛切り落としと県産豚肉の合挽き肉が濃厚な味わいに感じられると思います。
サービスランチはPM1:30がラストオーダーになります。ご注意を。
宗石亭のランチメニューのライス大盛りは50円増しです。当店のメニューはそれぞれ食べごたえのある品々ですが、大盛りともなればさらにそのボリューム感はぐぐっと増します。
身体も頭も酷使してエネルギーを必要とするビジネスマン、食べ盛りのお子様たち、大盛り主義のグルメな方々。けっこう大盛りで注文されるお客様も多いです。
もちろん女性だって照れないで大盛りをご注文ください。意外にいらっしゃるんですよ。ご遠慮なくどうぞ。
牛肉の取り扱いの多い精肉店では、毎日大量の切り落としと牛スジがスライス作業の副産物として生まれます。
当店でも精肉店時代は切り落としや牛ひき肉が常にダブついていました。
飲食店の賄い料理は、余った素材を生かすのが基本なので当然切り落とし・牛ひき肉・牛スジの料理が多く登場します。
ビーフカレーは一般的にはご馳走ですが、当店での賄いの登場頻度は昔から首位独走状態でした。
そして次点はやはり牛ひき肉の料理が、いろいろ形を変えて登場しました。
メンチカツはその点、最もお肉屋さんらしい一品かもしれません。
同じような素材を使用してもハンバーグとは違った日本独自の味。
私はメンチカツのほうが食べ飽きませんが、皆さんはいかがでしょうか。
メンチカツカレーです。
ちょっとズームインし過ぎで、カツが大きく見え過ぎているかもしれません。
ビーフカレーは牛肉の繊維が、煮崩れるまで煮込むのが当店流です。
賄い料理の流れを汲むランチメニュー。お気軽にお楽しみください。
すきやき重の原型は切り落としと玉ねぎだけを煮た牛丼です。
これも賄いに頻繁に登場しました。
ただお客様にお出しする丼物と違い、自分で白飯の上に大鍋から肉を盛るスタイルです。
まさに牛丼。これは若い時には最高のご馳走でした。
単純な味ほど食べ飽きないものです。
報道では「また値上げ、これも値上げ」の記事が目立ちます。
穀物価格の急騰の影響は、島国日本の食生活を大きく揺さぶっているように見えます。
月が替わるごとに仕入先から、値上げ要請の品目が増えているのは、みなさんご承知のとおりです。
当店では平成2年に焼肉をメニューに加えて以来、カルビとタン塩の価格を据え置いてきました。
仕入れ価格は大幅に上昇しているのですが、経営努力により売価を抑え、信州牛を割安に味わっていただく店舗方針です。
常に価格を安定させるには元精肉店の確かな技術がないと、実現できない価格だと思います。
カルビは脂身の旨さと、赤身のバランスがすべてです。
精肉店時代から最も得意としていた、牛バラのカット技術が生きています。
また、しゃぶしゃぶ・すき焼もメニューにある為、ロースかぶりなど希少部位もカルビに程よくミックスされ、さらにお値打ち感があります。
今後も当店の経営方針に変更はありません。
国産信州牛を割安に味わっていただけるように、さらに技術を磨きたいと思います。
ただし、消費税が上がった時は私の力ではどうしようもありません。
ご容赦ください。
ご来店をお待ちしております。
宗石亭のランチタイムはAM11:30~PM2:00(オーダーストップ PM1:30)です。
この画像は店頭に貼られたポスター原画です。
定番人気メニューは男性陣にロース上かつ重¥1、050、女性にはひれかつ重¥850でしょうか。
その他では豚しょうが焼き定食¥1,000やハンバーグ定食¥800なども人気です。
ボリューム満点でコーヒー付きです。