2009年12月06日
野沢菜の季節
今年も野沢菜の漬け込みを終えました。
市内豊丘地区のもので、良質です。仕上がりが楽しみです。
豊丘といえば、私の祖父の出身地であり、明治のころから畜産の盛んな地域でもあります。
その昔は灰野牛とよばれた牛たちが家畜商の手によって各地に運ばれ、丈夫で育てやすいという評価を頂いていたようです。
もっとも当時は最初から肉用としてではなく、農家の労役としての役割のほうが大きかったはずで、肉用種としての評価より扱いやすい性格の良い、人間慣れした牛たちが望まれていたのだと思います。
豊丘の灰野地区の畜産に関する歴史は古く、何故こんな山奥に当時の先端技術である家畜の制御方法が大陸から伝わったのか、調べている人たちもいるほどです。